京都で密かに話題!旧花街の「リノベビル」が新しい文化を発信

 
京都といえば「舞妓さん」をイメージする人も多いでしょう。
 
そして
「祇園に行けば舞妓さんに会える!」と
多くの人は思っていると思います。
 
この認識は
間違いではありませんが、正解でもありません。
 
確かに祇園は「舞妓さん」の生活している街なので
舞妓さんに会う確率は「0」ではないでしょう。
 
 
祇園の他にも舞妓さんが生活している街があり
この街は「花街(かがい、はなまち)」と呼ばれています。
 
 
現在京都には次の5つの花街、「五花街」があり
「舞妓さんに会える」
かもしれない街といえるでしょう。

 

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上七軒(かみしちけん)

室町時代に北野天満宮の再建の際に残った木材で
7軒の茶店を建てたのが由来で五花街の中で最も古くからある花街。
毎年4月15日から25日にかけて
「北野をどり」が上七軒歌舞練場で上演されます。
 
 

祇園甲部(ぎおんこうぶ)

現在の五花街で最大の花街で、寛永年間(1624 – 1645年)に
祇園社(八坂神社)の門前で営業された水茶屋が始まり。
毎年4月1日から30日にかけて
「都をどり」が祇園甲部歌舞練場で上演されます。
 
 

祇園東(ぎおんひがし)

明治14年に祇園甲部から分離独立し
一時は「祇園乙部」と称されたが戦後「祇園東」に改め現在に至る。
毎年11月1日から10日にかけて
「祇園をどり」が祇園会館で上演されます。
「祇園をどり」は五花街で唯一秋に上演される「をどり」。
 
 
 

先斗町(ぽんとちょう)

もともとは鴨川の州で、江戸時代初期の護岸工事で埋立てられた
鴨川と木屋町通の間にある花街。
毎年5月1日から24日にかけて
「鴨川をどり」先斗町歌舞練場で上演されます。
 
 

宮川町(みやがわちょう)

出雲阿国の歌舞伎踊りの時代から始まっており
現在舞妓数では祇園甲部に続く規模の花街。
毎年4月初旬から下旬にかけて
「京おどり」宮川町歌舞練場で上演されます。
 
 
これらの五花街に「嶋原」を加え
「京都の六花街」という場合もありますが
現在では、営業を行っているお茶屋さんは1件のみ。
 
 
 
この花街の面影はわずかに残す「嶋原」周辺を含む
西大路五条から河原町五条の約2kmの道のりが
ちょっとした話題になっているんです。
 
 
何が話題になっているのかというと
この「五条通」にある歴史的な建造物や
近代の名建築と呼ばれている建物。
 
これらの古い建物をリノベーションして
若手のアーティストやクリエイターが
京都の新しい文化を発信しているからなんです。
 
 
ということで話題になっている
リノベビルをいくつか紹介します。
 
 
 
 

五条モール

元お茶屋さんだった町家をリノベーションした複合ショップ。
 

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玄関で靴を脱ぎ友達の家に遊びに来たようなアットホームな空間に
カフェや雑貨店、作家のアトリエ兼ショップがあります。
 
 
 

増田屋ビル

築50年以上の大御所的なビル。
 

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住居の他、陶芸家の工房やショップ、アトリエ
ギャラリーなどアートカルチャーの発信基地です。

入居者がそれぞれ手を加えた内装は見ているだけでも刺激を受けます。

 
 
 
この他にも
Jimukino Ueda Bldg .
築40年以上のビルをオフィスと人が集まる場所にリノベーション。
 
各フロアをつなぐ螺旋階段やエレベーターは、レトロな雰囲気が残っているので必見。
カフェの他、陶器やガラス、木工作品のショップ、紙の店があります。
 
 
 
つくるビル
「つくる」がテーマのリノベビル。
 
アクセサリーやアパレルの若手アーティストやクリエイターの
工房兼ショップアトリエが集結しています。
 
 
など見所がたくさんです。
 
 
実は、近くに東本願寺や西本願寺といった
有名なスポットがあるんですが
観光客は、ここまで押し寄せることのないスポット。
 
まさに京都の穴場スポットといえるでしょう。
 
ぜひ京都の新しい文化を発信するスポットに
訪れて「京都の新しい文化」を感じてください。
 
 

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ちなみに道路は渋滞しますから
「嶋原周辺」へのアクセスは、地下鉄烏丸線の利用がベスト。
「京都駅」から「国際会館」行きで「五条駅」下車です。
 
 
 
 
 

 

注目のスポット